ふるさと納税サイト比較|さとふる・楽天・ふるさとチョイス・Amazon・KABU&など主要12社の特徴と「お得」の中身

ふるさと納税サイト比較|さとふる・楽天・ふるさとチョイス・Amazon・KABU&など主要12社の特徴と「お得」の中身

目次

主要サイトの運営会社と特徴

 ふるさと納税サイトはポータルごとに運営会社も強みも異なります。寄付額そのものへのポイント還元は、総務省告示の改正で2025年10月から禁止されたため各社とも行っておらず、現在は決済手段側のポイントや、サイト独自のチャージ特典・返礼品の探しやすさで差がついています。主要サイトの運営会社と現在の「お得」の中身、それぞれの特徴を整理しました。

主要サイト比較表

サイト 運営会社 現在の「お得」の中心
さとふる 株式会社さとふる(ソフトバンクグループ) 決済会社側のポイントが中心。既存の「さとふるマイポイント」は新規付与が終了し、交換のみ可能
ふるさとチョイス 株式会社トラストバンク 一部自治体対象の「チョイスPay」(お礼の品として即時チャージされる電子マネー)
ふるなび 株式会社アイモバイル 「ふるなびマネー」へのチャージ増量キャンペーン
Yahoo!ふるさと納税 LINEヤフー株式会社 PayPayカード決済分のポイントのみ継続
楽天ふるさと納税 楽天グループ 楽天カード決済分のカード側ポイントのみ継続
KABU&ふるさと納税 株式会社カブ&ピース 寄付連動の株引換券付与は終了。KABU&カード決済分には引き続き株引換券が付く
Amazonふるさと納税 アマゾンジャパン合同会社 決済会社側のポイントのみ。翌日配送などAmazonの物流を生かした受け取りが特徴
au PAYふるさと納税 auコマース&ライフ株式会社(KDDIグループ) 決済会社側のポイントのみ。寄付連動ポイントは終了済み
JRE MALLふるさと納税 東日本旅客鉄道株式会社 JRE POINTでの寄付・決済側の還元・キャンペーン参加によるポイント付与。具体的な条件は要公式確認
セゾンのふるさと納税 株式会社クレディセゾン 永久不滅ポイント(カード利用全般の基本還元)
ANAのふるさと納税 ANAグループ マイル積算は終了済み
ふるさとプレミアム 株式会社ユニメディア 高額・希少な返礼品の取り扱い

各サイトの特徴

さとふる

 ソフトバンクグループのさとふるが運営。返礼品数が多く、UIの分かりやすさで定評がある。独自ポイント「さとふるマイポイント」の新規付与は2025年9月末で終了しており、それ以前に貯めた既存ポイントをPayPayポイントやAmazonギフトカードに交換する、あるいは次回以降の寄付に充当する形での利用のみ可能。

ふるさとチョイス

 「お礼の品掲載数No.1」を掲げる最大手のひとつ。独自の「チョイスPay」は、寄付した瞬間に寄付額の一部が電子マネーとしてチャージされ、寄付先自治体の加盟店で使える仕組み。運営は「追加ポイントではなくお礼の品そのもの」という位置付けで、対象は一部の自治体に限られる。

 なお、2026年10月からは返礼品の指定基準そのものが見直される(2025年10月のポイント還元禁止とは別の改正)。公式の特設ページによれば、返礼品の価値の過半が地域内で生じていることを示す「付加価値基準」の明確化、一般的な販売価格に照らした調達費用の妥当性確保、区域外で製造された返礼品を広報目的で扱う際の基準明確化などが柱で、これに伴い9月中に受付を終了する返礼品も出てくる見込みとされている。

ふるなび

 東証プライム上場のアイモバイルが運営。独自の「ふるなびマネー」というチャージ式ウォレットがあり、チャージ額を増量するキャンペーンを随時実施している。ここで付くのは寄付そのものへのポイントではなく、あくまでチャージ(入金)に対する増量である点に注意したい。キャンペーン一覧では9月30日23:59までの実施中と表示されている一方、エントリー先の詳細ページでは終了表示も確認できるため(2026年9月時点)、参加前に最新の公式表示を確認したい。カタログギフト形式の返礼品や、使い道を指定して寄付できるクラウドファンディング型の企画も扱う。

Yahoo!ふるさと納税

 LINEヤフーが運営し、Yahoo!ショッピング内から申し込める。寄付額に応じたPayPayポイントの付与は2025年9月末で終了したが、PayPayカードで決済した分のポイントは通常の買い物と同様に継続する。現在は「Yahoo!ショッピング商品券」を増量購入できるキャンペーンなど、決済・ポイントサイト経由の施策が中心。増量した商品券はYahoo!ふるさと納税直営店の支払いに充当できるが、同じYahoo!ショッピング内でもさとふる・ふるなび・ふるさとチョイスの店舗では使えない点に注意。

楽天ふるさと納税

 楽天会員なら使い慣れたUIで申し込める。控除上限シミュレーターやワンストップ特例のオンライン申請に対応。以前はSPUや買いまわりキャンペーンの対象だったが、2025年10月以降はポータル側のポイント付与が全廃されている。楽天カードで決済した場合のカード側のポイントは、通常の買い物と同様に付く。

KABU&ふるさと納税

 電気・ガス・モバイルなどの利用額に応じて自社の未上場株(株引換券)がもらえるサービス「KABU&(カブアンド)」が運営。以前は寄付額に応じて株引換券が付与されていたが、2025年10月1日以降は寄付そのものに対する株引換券の付与は終了したと公式FAQに明記されている。一方、KABU&カードで決済した分には、通常のカード利用と同様に株引換券が引き続き付与される。

Amazonふるさと納税

 2024年12月開始のサービスで、開始時点で約1,000自治体・約30万品の返礼品が参画。Amazonの物流網を生かし、一部返礼品を最短翌日で受け取れたり受取日時を指定できたりする点が、他サイトにはない特徴。寄付額そのものへのポイント還元は他サイトと同様になくなっており、決済に使うカードなど決済手段側のポイントが付く仕組み。

au PAYふるさと納税

 KDDIグループのauコマース&ライフが運営。返礼品の掲載件数は15万件を超える。寄付額に応じたポイント加算キャンペーンは2025年9月30日申込み分で終了したと公式に明記されており、規制への対応がはっきりしているサイトのひとつ。

JRE MALLふるさと納税

 JR東日本が自ら運営するサイトで、駅や鉄道にゆかりのある返礼品が特徴。JRE POINTを使って寄付ができるほか、決済方法やキャンペーンによってJRE POINTが付与される場合がある。「JRE POINTを使えること」と「JRE POINTが貯まる場合があること」は別の話で、ビューカードで決済すれば常にポイントが貯まるとは限らない。具体的な還元率や条件は時期によって異なるため、利用前に公式サイトで確認したい。

セゾンのふるさと納税

 クレディセゾンが運営。基本の還元は永久不滅ポイント(還元率0.5%相当)で、これはふるさと納税専用の特典ではなく、セゾンカード利用全般に付くポイント。Webでのワンストップ特例申請に対応している。過去にあったAmazonギフトカードの上乗せキャンペーンなどポータル独自の還元は、2025年10月の規制で終了した。

ANAのふるさと納税

 オリコン顧客満足度調査で上位の常連となっているサイト。寄付額に応じたANAマイルの積算は2025年9月30日決済分で終了しており、現在は寄付そのものによるマイル積算ではなく、アンケート回答などの抽選キャンペーンが中心になっている。ANAカードで決済した分にポイント・マイルが付くこと自体はあるが、これは航空券予約などと同じカード会社側の通常の決済特典で、ふるさと納税専用の上乗せではない。

ふるさとプレミアム

 ユニメディアが運営する26p.jpが公式サイト(旧ドメインのfurusato-premium.jpは現在別サイトへ転送されるため注意)。K24純金製品や高額な家電など、他サイトでは見かけにくい希少・高額な返礼品の取り扱いに強みがある。

現在実施中のキャンペーン

 各サイトが実施している主なキャンペーンです。多くが9月末で終了予定のため、この記事を読んでいる時点ではすでに終了している場合があります。参加前に公式ページで開催状況を確認してください。

サイト キャンペーン内容 終了日・備考
さとふる 「さとふるチャージボーナスデー」と「24時間限定!チャージ増量キャンペーン」の両方に事前エントリーすると、チャージポイントが合計6%増量 対象日のみ。各キャンペーン単体の増量率は公式ページで要確認
ふるさとチョイス Amazon Payを初めて利用すると20%分(上限2,000円)、前回利用から1年以上経つと10%分(上限500円)のAmazonギフトカードが付与(要エントリー)。ほかd払いは金・土曜日利用で抽選最大24%還元、PayPayは+0.5%、au PAYは毎月5のつく日と8日に抽選最大3,000ポイント 決済方法ごとに条件が異なる。Amazon Pay特典は2026年12月31日まで
ふるなび 「ふるなびマネー」への常時最大5%即時増量に加え、要エントリー・5,000円以上のチャージで最大15%増量(付与上限は期間中1,000円分)、組み合わせで合計最大20%相当のキャンペーンを案内中(いずれも寄付そのものへのポイント還元ではなく、ふるなびマネーへのチャージに関する特典) キャンペーン一覧では9月30日23:59までの実施中と表示されている一方、詳細ページでは終了表示も確認できるため、参加前に最新の公式表示を確認したい
Yahoo!ふるさと納税 PayPayカード等決済で「Yahoo!ショッピング商品券」6%増量 9月30日まで、対象決済限定。増量分の商品券はYahoo!ふるさと納税直営店でのみ使用可(同じYahoo!ショッピング内でもさとふる・ふるなび・ふるさとチョイスの店舗では使えない)
楽天ふるさと納税 控除上限シミュレーションの結果保存で抽選最大3万ポイント。楽天カード決済分は「0と5のつく日」等の優遇あり
KABU&ふるさと納税 確認できず
Amazonふるさと納税 確認できず
au PAYふるさと納税 確認できず
JRE MALLふるさと納税 JRE POINTを使った寄付や、決済・キャンペーン参加によるポイント付与の仕組みがある 具体的な還元率・条件は公式サイトで要確認
セゾンのふるさと納税 確認できず
ANAのふるさと納税 アンケート回答・シミュレーション利用で抽選でANA SKYコインが当たる企画を複数実施 マイルではなくSKYコインでの付与
ふるさとプレミアム 高額還元を謳う情報もあるが、公式で具体的な数字を確認できず本記事には記載しない

dカードポイントモール経由という選択肢

 「dふるさと納税」という単独のポータルサイトは存在しません。dカードポイントモールを経由して他社のポータルサイトで寄付する方法もありますが、2026年9月時点では同モールのふるさと納税カテゴリに掲載されている店舗が見当たりません。「dショッピング ふるさと納税百選」という別サービスもあります。現在のdポイント付与条件は変更されることがあるため、dポイントを軸に選びたい場合は公式サイトで最新の内容を確認してください。

選び方の目安

 選び方の軸は「決済手段のポイント経済圏」と「サイトごとの使い勝手・返礼品の探しやすさ」の2つです。普段使っているクレジットカードやスマホ決済に合わせてサイトを選べば、決済分のポイントは無理なく貯められます。楽天カードなら楽天ふるさと納税、PayPayカードならYahoo!ふるさと納税、au PAYカードならau PAYふるさと納税、セゾンカードならセゾンのふるさと納税、ANAカードならANAのふるさと納税、KABU&カードならKABU&ふるさと納税、といった具合です。

 特定のカードにこだわりがなければ、返礼品の掲載数が多いふるさとチョイスやau PAYふるさと納税から探し始めると候補を見つけやすいでしょう。高額・希少な返礼品を狙いたい場合はふるさとプレミアムも候補になります。返礼品の受け取りを急ぎたい場合は、翌日配送に対応するAmazonふるさと納税が選択肢になります。

まとめ

 各サイトの独自キャンペーンは今も随時行われていますが、寄付額そのものへの上乗せなのか、決済やチャージに対する特典なのかを区別して見る必要があります。気になるサイトが決まったら、公式サイトで最新の条件を確認したうえで申し込むとよいでしょう。